tempestorm

じっくりコトコト煮込んだヲタク

JOHNNYS' YOU&ME ISLAND(後編)

 

幕間を挟んで後半、act2へ。

 

 

■2幕:確執
Mysterious Danceではじまる2幕。HiBはじめとする"若手"がメインのパフォーマンスが続き、「act2」が映し出される。
ショウを筆頭にカンパニーの面々がぞろぞろ登場。次世代の活躍を見て、ますますプレッシャーを感じて一人突っ走るショウに、ラブトラは付いていけないと去っていく。レンとカイトはそれを止めようとするも「やる気のないやつはやめろ」というショウの発言に、限界だったカイトの糸も切れてしまう。バラバラになってしまう面々を俯瞰するPrince。

Princeは言葉数少なめでも、空中分解しそうなカンパニーの心の拠り所になってる印象。まさに永世中立国からやってきた王子。←

 

 

■地球ではない星へ
ひとりになったショウに、謎の少年が語りかける。「何を目指してるの?」
頑なに姿勢を崩さないショウに「体験しないとわからないみたいだね」と言って魔法をかけられて(?)、ショウが着いた先は、"太陽の裏側にある地球とそっくりな星"。そこで老人の姿に変えられてしまう。
一方でレン、Princeにも「みんなの力を貸して欲しい。ショウは宇宙を彷徨ってる。」という謎の少年の声が聞こえる。

 

紫耀くんが球体フライングを真正面から見ることができたんですが、すっごい感動した。無重力で異次元にワープしてる感!エネルギーボールに閉じ込められてる感!セーラームーンが変身している感が最高にファンタジーの世界でよかったです。(個人の趣向です)
一方、廉くんとPrinceは"通り抜けフープ"ってめちゃめちゃラフなスタイルで、わりとこなれたかんじで宇宙に来ちゃうのもまたファンタジー。←


ここで宇宙にピョーンとやってきた岸くんが、眩しそうな表情で遠景を噛み締めながら見渡す表情してるのがすごい好きで。この岸くんの舞台上で"ユウタを生きてる"ってかんじが超絶グッときました。(求む語彙力!!!)

 

この後かな?紫耀くんがおじいちゃん姿になって「ジャニーさんと見分けがつかない!」って軽く失礼発言かましていましたが、見分け方は貝柱が好きなのがジャニさん、MATCHが好きなのが紫耀くんです、どうぞお見知り置きを!←

 

 

■氷漬けのタイタニックヒンデンブルグ
老人の姿で宇宙を彷徨いながら、"氷漬けになった地球の悲劇"と対面するショウ。
絶対に沈まないと言われていたタイタニック号は、イギリスを出発しNYへ向かう途中で氷山に衝突し沈んだ。飛行船が全盛期を迎えていた時代、ドイツからアメリカへ向かっていたヒンデンブルグ号は、着陸の寸前、たくさんの人が見守る中で突然の爆発炎上、墜落した。 

<memo>
そういえば楽団が沈むまで演奏するシーンって映画でも見たような?と、ヒンデンブルグ号自体には馴染みないけど魔女の宅急便で似たようなシーンなかったっけ?と思って、色々史照らし合わせると面白そうだったのでメモ。
映画『タイタニック』の驚くべき14の事実 | ciatr[シアター]
ヒンデンブルク号爆発事故 - Wikipedia


タイタニックパートは、アメリカン・ドリームを夢見るあらちかのキャスケット&オーバーオール似合ってた。何かしらの形で残って欲しいな。
ヒンデンブルグパートは、ドイツのツェッペリン伯爵に扮した真田くんの演技が頭5つぶんくらい抜きん出てた。自害する瞬間にニヤっとしたのは怖すぎてゾッとした(褒)さらにラジオ実況やってたモロも演技上手だし、記者のノエルくんも滑舌よくて、3人の掛け合いが完全勝利でした。

 

 

■悲しい歴史と夢
上手からKユウタ、下手からJユウタが登場して、ALL I NEED熱唱。
曲終わりにセンターからゲンキが登場、ショウも見たであろう前述の悲劇をPrinceも見たのか、宇宙に来ても悲しい過去ばかりと俯く。韓国の客船転覆事故、日本の震災、多発する各国のテロ事件に加え、隣国から明日にもミサイルが飛んで来るかもしれないのに…。

 

最後のじんくんのセリフ、いろんな意味で鳥肌立った。エンタメ(娯楽)ってやっぱり世が平和で、ある程度経済も安定しているところじゃないと発展しないし、楽しめないんだよね。だから純粋に最高のエンタメを楽しんで欲しいっていう想いと、それは誰のおかげでどうして今自分が楽しめているのかちゃんと知っておこうねっていう、おじいちゃんから演者と観客、両者へのメッセージかなと個人的には受け止めました。(急に真面目)


で・で・で!ALL I NEEDの歌い出しが、絶世のイケメンでおなじみの岸くんなんですけど。←
めっちゃ声が透き通ってて、伸びやかで、儚くて、恐ろしく美しくて…(震)どことなく歌う時の表情が光一くんに似て来た???と思ったり…。

 

■みんなの夢

赤字で「夢」と書かれた大きなボックスを前に、夢って?幸せって?自問自答し始めるおじいちゃんになったショウ。カラフルな衣装でキラキラ踊る少年たちのショーの景色が広がる。(たぶんこれがショウの夢)

Princeの夢:Kユウタ(日替わり憧れの先輩ガチャ)、Jユウタ(色々あったけど希望が見えて来た)、ゲンキ(いじめられたり、学校へいけなかったりしたこともあったけど、今は違う。2人は家族みたいな存在。)と独白が続き、最後は「プリンスホテルでライブとかやりたいな。」と言って同じ方向を向いて歩き出す。

Love-tuneの夢:ギターリフで登場し、"アブナイ"雰囲気を醸し出し「まともじゃだめなんだ」と言って、楽器もダンスもやっていく、これまでにないスタイルをアピール。

Travis-Japanの夢:ギラついたMカイトの、シンクロする6人のエネルギーは1つになることで100にも無限にもなれるという自信に満ちた語りからのIt's BAD。

カイトの夢:「なあ!俺っていけてるよな!」というカイトと取り巻きJr.たち。内容は日替わり。天真爛漫な様子を見せつつ、本当はショウとカイトを尊敬していると告白。自分にできること、いつも笑顔でいようと決めた。喧嘩してしまったけど、またみんなで笑いたい。
レンの夢:お父さんがパイロットで転勤族だったから、引っ越しの度に友達と別れるのは寂しかったけれど、おかげで全国に応援してくれる人がいる。みんなにその姿を見て欲しい、だから舞台に立ち続ける。
カイトレンの夢:華やかな舞台に立っている。

HiBの夢:那須くん→野球をやっていてお父さんは応援してくれてた。進学校にすすむとお母さんが喜んでくれたけれど、野球は諦めなければならずお父さんはがっかりしてた。今はこの世界でやっていくと決めて、野球大会で活躍した。たくさんの期待を背負っているから頑張る!
高橋くん→毎日楽しんで生きてる。だから今出来ることをする。毎日を笑って終われるような生き方をしたい。

 

岸くんの先輩ガチャ、本当毎日レポ見るのが楽しみでした。
思わず単体でフィーチャーしたくなるほど。

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ほんとなんの前触れもなく、突然「岸優太〜!!」ってはじまる自己紹介も、
 (;б;エ;б;) きしい
いゆうたあぁあ!!!! 

ってフェードインしてくるし、光一くんでまとめるかと思ったら、唐突に織田信長出して来たり、あだ名欲しい願望を爆発させたりしてて面白かった(笑)
あと海人くん劇場もすごい好きでした。鳩出したり、突然英語キャラになってパイナポーとか言い出したりツボでした(笑いの沸点低め)

 

 

■Let's Go To Earth
みんなの夢を見たショウはようやく、仲間もそれぞれに夢を抱いてステージに立っていることに気づく。周りの人達(YOU)と自分(ME)が繋がるとき、そこに夢(YOU&ME)が作り上げられる。
レンとPrinceと合流するが、そこにカイトはおらず、許してくれるのか?と不安になるショウ。さらにいつのまにか宇宙に来ていたラブトラだったが、彼らを集めたのはカイトだった。
それぞれに本音をぶつけ、みんなで地球へ帰る。

 

紫耀くんに「分かるだろ?」って言いながら、肩を抱き起こす岸くんがイケメンすぎたのであと100万回見たいんですが、円盤化されますか?(愚問)
往路は通り抜けフープで秒着だったけど、復路は大型の宇宙船なんですねっていうツッコミは控えます。ファンタジーなので。←

 

 

■ショーの世界:トーキョー

ブロードウェイっぽい華やかなショーの世界に帰って来る。
「ここ、America!!」からPrinceがジャニーズの歴史、交友録に触れる。「Let's go to Tokyo!」で大階段が現れてクライマックス。エンドロール。

 

Dream Girlsって女の子の話だけど、あの映画の流れはいかにもジャニーズ好みな感じする。3人組だからPrince!ってだけならいいけど、あの映画の展開に沿わせすぎると悲しいからそれだけはやめてね、お願い。(誰)


Let's Go to Tokyo!って場面転換する時の、岸くんの一声が透き通ってて最高。
直後の管楽器のヒュ〜ヒョロロロロ♪っていうイントロ(お察しください)はファンタジーそのもので、大階段の最上段から現れる岸くんの輝きが眩しくて。はいはい、それはもう滝汗ですよね!!!ってチラッと他のメンバー見るとめっちゃ涼しい顔してるから毎度びっくりする。どこのファンデ使ってるんでしょうか?←


29日、岸くんのお誕生日に観劇させていただいたんですが、ドラの音と共に幕が閉じる時、一瞬ニカっとしたのはなんだったんでしょう?私の中で感情がバーストする音がしました。(昇天)

 

■カーテンコール
トニトニ〜ジャニ〜♪で、ユニットごとに前列に出て礼。全員で三方に礼。

 

岸くんは廉くんとわちゃわちゃ。
9/29の公演では「お誕生日ー!ハッピーバースデー!」と指差しして照れる岸くんという、これが噂の"きてぃれんんんんん"を見せつけられて気を失いかけました。
紫耀くんとは高速餅つきみたいな遊びをしていて、平和の象徴"ひらきし"を拝めた幸せを噛み締めました。はぁ……。←放心状態

 

 

 

 

 

というわけで。覚書がだいぶ長くなりましたが、ジャニアイおもしろかった。
何より、やっぱり舞台っていいなぁ。岸くんいいなぁっていう。←


表情豊かな演技でずっと見ちゃうし、歌えば声は綺麗だし、え?え?え?まだそんな引き出しあるの??と全瞬間が新鮮。

 

そしてこのタイミングで素敵なオトノハを更新していた櫻井翔先生のお言葉で締めくくりたいと思います(え) 

過去を、そしていまを知ることでしか、未来への種は撒けないから 

「オトノハ」Vol.166より

 

ありがとうございました。←